ヴァージンオーストラリア航空傘下のタイガーエアオーストラリアは、今週末にもパイロット220名を解雇する可能性が高いと現地メディアの多くが報じています。
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タイガーエアのメルボルンベースを閉鎖する計画が影響していると考えられており、そのほかにもグループ全体で8000名の従業員が無給休暇となっていますが、1000名を解雇する方針であることが伝えられています。また国内線と短距離国際線パイロットの労働力を統合する計画もあると伝えられており、新型コロナウイルスによる需要減退による影響への対策が進んでいます。
参考までに現在のところヴァージンオーストラリアグループは、タイガーエアオーストラリア便の全便を運行停止としており、ヴァージンオーストラリア航空は国際線を停止、国内線は90%削減しています。
これまで世界的にパイロット不足が深刻となっていましたが、現時点では余剰状態となっています。しかしながらコロナウイスの終息後は急速に需要がV字回復するとの見方が多いことから、人員の確保しておいたいと考えるエアラインが多いの現状です。しかしながら新型コロナウイルスの終息が見通せないことから、今後人員削減に向けた動きが強まる可能性も高く、各社どのような判断を下していくのか注目されます。
画像引用:Tigerair Australia
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