アトラスエアは、B747-8Fを4機確定発注する契約をボーイングと締結したことを発表しました。
新型コロナウイルスの影響受け、eコマース商品などの貨物需要が増加しており、今後も需要が拡大するとの予測から新造機を導入し貨物需要に対応します。なおボーイングは2022年にB747の生産を終えることを発表していますが、現時点でアトラスエアの生産分が最終となる予定です。
今回の契約にあたってアトラスエアのJohn W. Dietrich CEOは、以下のようなコメントを発表しています。
『747は航空史の中で永遠に特別な存在であり、アトラスエアへの長年の貢献に敬意を表します。我々は28年前に1機の747で運航を開始しました。アトラスエアが最後の747生産機を受領するのは適切なことであり、『空の女王』が今後何十年にもわたって世界の航空貨物市場で重要な役割を果たすことを保証します。』
現在アトラスエアは、53機の747を保有しており、世界最大の747オペレーターとなっています。Photo : Boeing