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カンタス航空CEO、A380を今後も運用する意向を示す

カンタス航空のアラン・ジョイス CEOは、現在アメリカのビクタービルで長期保管をしているA380を今後も運用する意向を示しました。

同社は、新型コロナウイルスの影響を受け、航空需要・長距離線需要が著しく低下したことからA380をアメリカで2023年まで保管することを発表し、一部メディアは、このまま退役となる可能性を指摘していますが、同CEOはこれを否定しました。

これはEuroControlのインタビューを受けた同CEOが明らかにしたもので、オーストラリア~アメリカ間では旺盛な需要が存在し、ロサンゼルス線を例にあげれば多くの運航便が重なることから、運用上A380で運航することにより効率的に運用できるとしています。また、ヒースロー空港のような混雑でも能力を発揮できるとし、長期保管終了後も同機を運用する意向を示しました。

パンデミック以降、A380は先行きが不透明な機種の一つですが、現時点ではカンタス航空はA380を運用し続ける可能性が高いとみられ、運用を終えたオペレーターは、現時点でエールフランス航空とハイフライ航空の2社となります。Photo : Qantas

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