エアアジアグループのトニーフェルナンデス/Tony Fernandes CEOは、マレーシアにワクチンが到着した事を受け今後の展望について語っています。
まずワクチンの接種が間もなく開始されることに期待感を示し、不確実性に満ちた1年を経て、この非常に困難な局面がようやく終わろうとしていることを嬉しく思うとコメントしています。またこれまでに同時多発テロ・SARS・津波・地震などを経験してきましたが、新型コロナウイルスが最も困難であったとし、ようやく長いトンネルの先に光が見え始めたとしています。
各国のエアアジアにおいては、問題なく資金調達が行える予定であり、ワクチン接種も開始または近日中に開始される予定であることから、2021年は緩やかに需要が回復し、2022年には完全に回復する可能性があるとし、早期の需要回復を楽観視しています。
また同氏は、エアアジアの低価格モデル、市場での地位、スーパーアプリへのデジタル変革の迅速な推進により、パンデミックの悪影響を軽減することができたことから、エアアジアは他の多くの企業よりも早く回復するだろうと自信を示しています。参考記事:Businessmirror.com Photo : Airasia