現地時間3月26日、ボーイングは、2020年10月から納入を停止していたB787型機の納入を再開させました。
ボーイングは、昨年発覚したB787型機の構造上の問題となる機体後部の結合部分の問題や、コックピットの窓の問題により一時納入を停止してましたが、昨日より納入を再開させました。
再開初号機はユナイテッド航空向けとなり、チャールストン工場にて引き渡され、27日にサンフランシスコにデリバリーするスケジュールとなります。そのほか、韓国の新興LCCとなるエアプレミアも先日アクセプタンスフライトを実施しており、近日中に納入されるも見込みです。
今回の納入に再開に際し、B787の開発責任者のLane Ballard氏は、「数ヵ月にわたる厳格な分析、検査、および必要に処置を経て、納入するすべての航空機が規制要件を満たしていることを確認しました」 とコメンを発表しています。
ボーイングは多くの主力機で問題を抱えた状態が続いていましたが、B737MAXに続きようやくB787も正常化していくものとみられます。参考記事:BNN Bloomberg Photo : Boeing