成田空港は、搭乗橋メーカー大手の三菱重工交通・建設エンジニアリング株式会社と共同開発契約を締結し、ボーディングブリッジの操作を完全自動化するプロジェクトを開始しました。
この取り組みは世界初となり、人の手を介さず航空機に装着可能な完全自動運転搭乗橋の実現を目指します。まずはプロジェクト第1弾として、搭乗橋の自動運転機能を開発し、4月20日から第2旅客ターミナル67番スポットの搭乗橋にて、運用を開始する予定です。
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これを皮切りに、今後、「これまで搭乗橋内部でしかできなかった操作を、タブレット等で遠隔で行う機能」や、「2基以上の搭乗橋の同時装着を可能とする機能」等の開発を進めるとしています。
成田空港は、今後もグランドハンドリング作業の高度化・効率化を図り、労働力不足に起因する課題解決に貢献する取り組みを積極的に推進する計画であるとしています。