エティハド航空は、保有するセーシェル航空の株式を売却するためにセーシェル政府と交渉を行っていることがわかりました。
同社はセーシェル航空の40%の株式を保有していますが、全株式を売却するものとみられ、セーシェル航空は完全国有化のエアラインとなる見通しです。
エティハド航空は、これまで多くの海外エアラインに投資を行ってきましたが、新型コロナウイルスの影響もあり投資戦略を見直しており、昨年末にはエアセルビアの出資比率を49%から18%まで減少させています。
偶然にもエティハド航空が出資を行ってきたジェットエアウェイズ、ヴァージンオーストラリア、エアベルリン、アリタリア航空などは事実上の倒産となるケースが重なりましたが、今回はそのような結末に至らず、セーシェル航空への出資を終える見込みとなります。参考記事:economictimes Photo : Air Seychelles