ベトナムのバンブーエアウェイズは、ロサンゼルス空港とサンフランシスコ空港のスロットを獲得したことがわかりました。
同社は、昨年11月に米運輸省(DOT)から運航認可を受けて手続きを進めていましたが、今回上記2空港のスロットを獲得したことで、ホーチミン~ロサンゼルス・サンフランシスコの2路線をB787-9型機で開設します。
この路線の開設により、同社はベトナムからアメリカ本土への直行便を運航する初めてのエアラインとなり、これまでアメリカ線の就航を検討するなどしていたフラッグキャリアのベトナム航空を差し置いての就航となる見込みです。
なお所要時間は、これまでの乗り継ぎ便の20時間以上から15〜16時間程度に短縮されることになり、日本でも一定のトランジット客がいたことから、今後日系エアラインにも少なからず影響が出ることが予想されます。同社は世界屈指の混雑空港として知られるロンドン・ヒースロー空港の発着枠を獲得したこともわかっており、今後も長距離ネットワークを拡充していく計画です。参考記事:VNExpress Photo : Bamboo Airways