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日本にも就航予定の香港の新LCC『グレーターベイ航空』の初号機が姿を現す

 2021年内に就航を予定する香港の新LCCとなる『グレーターベイ航空/大湾区航空』の機体が中国の広州空港に姿を現したことが確認されています。

 これまでに機体のデザインの正式な発表はありませんが、weiboにおいて一般ユーザーが投稿した画像からグレーターベイ航空の機体であることがみてとれ、この機体が広州空港にて香港へのデリバリーを待つ初号機であることを同社のAlgernon Yau CEOが認めています。

 同社は、中国の東海航空のオーナーでもあり、香港で最も裕福な人物の一人で不動産界の大物として知られるBill Wong Cho-bau氏が設立した新エアラインとなり、キャセイパシフィック航空傘下の香港エクスプレスに次ぐLCCとして運航を開始する予定です。

 機材はB737-800型機を選定しており、就航初期は3機で路線を展開し、今後5年で30機まで拡大する予定で、9月にも実機を使った飛行訓練を開始するものとみられています。同社は既に香港航空当局に対して日本13都市への路線を含む計104路線を申請したことがわかっており、今後日本へ乗り入れることが確実視されています。Photo : FATIII

グレーターベイ航空、日本13都市(東京・関西・那覇・福岡・新千歳・中部・鹿児島・石垣・高松・広島・長崎・岡山・米子)への運航申請を香港当局へ提出

香港の新エアラインのグレーターベイ航空のCEOに、元キャセイドラゴン航空CEOが就任へ

日本にも就航予定のグレーターベイ航空は、LCC(格安航空会社)として運営へ