エミレーツ航空は、今後予定されている増便業務に備え、今後6ヶ月間にドバイで勤務する客室乗務員3,000名と地上スタッフ500名を募集することを発表しました。
現在同社は、パンデミック前のネットワークの90%にあたる120以上の都市に就航しており、フラッグシップであるA380の稼働数を増やし、年内に70%のキャパシティを回復させる予定としています。
既に一時解雇していたパイロット、客室乗務員、地上スタッフなどの職場復帰も始まっており、今後の増便に備え新たな人材を確保して需要の回復に備える計画です。
なおドバイ~ロンドン線(A380で1日5往復)などの一部路線においては、パンデミック以前に見劣りしない水準まで供給が回復しており、このまま順調に航空需要が回復していくことが期待されるのと同時に、開催を控えているドバイ万博でどれほど航空需要を刺激できるのかも注目となります。Photo : Emirates
エミレーツ航空がA380の受領時期を前倒し 今後20年間の運用を約束 なおエアバスのA380のプログラムは2021年11月に終了へ