2021年11月27日、フィリピンのセブパシフィック航空は、導入を予定するA330-900neoの初号機を受領しました。
初号機は、デリバリーフライトとして11月27日にトゥールーズを出発し、約14時間の飛行時間を経て翌28日にマニラに到着しました。
当初の予定では、新型コロナウイルスの影響により同型機の受領を延期するとみられていましたが、公式発表はないものの、エアアジアX向けに製造された3機を先行して受領することでエアバスと合意したとみられています。
Can you identify what NEO plane this is? Watch out for a NEO beauty with a Rolls-Royce Trent 7000 engine for #planespotting and #MoreSmilesAhead! #CEBNeoWayToFly pic.twitter.com/LiMXZtgqUP
— Cebu Pacific Air (@CebuPacificAir) November 26, 2021
同社は合計16機の同型機を現在保有するA330-300型機の後続機として受領を予定しており、今回がその初号機となります。なおセブパシフィック航空はこのクラスの機材においてオールエコノミー仕様として運用しており、A330-300型機は436席仕様となっていますが、A330neoは460席仕様となり、機材更新により更に大量輸送が可能となり、この輸送量は大韓航空やアシアナ航空のA380の座席数よりも多い数となります。下画像はA333のもの
A330に関してはこれまで成田・関西線に投入されていたことから、いずれ日本にもA330neoが飛来することが予想され、格安チケットが出回ることが多いことから、多くの日本の利用者が新型機のオールエコノミー仕様を体験できることになりそうです。