旅行情報

イギリス政府、対オミクロン株の規制を撤廃する方針 ワクチン接種者は入国時にPCR検査が不要となる見込み

 イギリス政府は、今月26日にも対オミクロン株の規制を撤廃する方針であると複数の現地紙が報じました。

 これまで入国時にPCR検査が必要でしたが、今後はワクチン接種者を対象に不要とすることを検討しているとみられ、オミクロン株の出現により急遽強化した規制(プランB)を全廃することも視野に入れているとみられます。

 これは、新規感染者数がピークアウトしたことや、オミクロン株が以前のものよりも弱毒化しているデータが集まったことが影響しているとみられ、イギリスは再び経済活動を活性化させる方向へ舵をきるとみられます。

 また現在のPCR検査においては、旅行者が費用を負担する必要があることなどから、これが航空需要の停滞の一因になっているとし旅行・航空業界が改善を求めていましたが、今後検査が不要になる見込みとなり、再び需要が回復していくことが期待されています。Photo : Great Britain