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グレーターベイ航空、最大30機の導入に向けエアバスとボーイングと交渉を開始

 香港の新LCCのグレーターベイ航空は、最大30機の導入に向け、エアバスとボーイングと交渉を開始したことがわかりました。

 これはBloombergが報じたもので、18億ドル相当となる最大30機の導入に向けエアバスとボーイングと協議を開始し、A321neoまたはB737MAX10を導入予定の機材として選定しています。なお同社は、2022年までにリースのB737-800型機で7機体制とする予定としており、その後2026年までには30機体制とする計画を公表しています。

 昨年10月8日に香港当局は、同社に航空事業者証明書(AOC)を発給しましたが、新型コロナウイルスの影響を受け、定期旅客輸送はできておらず、現在は貨物チャーター便などの運航するに留まっています。予定では、2022年第2四半期にも定期便の運航を開始したいとしており、今後日本路線をはじめとし、ネットワークを拡大する予定となります。


Photo: GBA

 LCCとなれば単一機材で運用となり、今後の更なる事業拡大を考えれば、実際には30機以上の価値があることから、エアバスとボーイングは積極的に受注を目指すと考えられ、果たしてどちらが受注を獲得できるのか注目が集まります。

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