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グレーターベイ航空、定期便の運航認可を香港当局から取得 日本13都市の運航も可能に

 香港の新LCCのグレーターベイ航空は、航空輸送許可局(ATLA)より定期便の運航認可を取得したことを発表しました。

 このライセンス取得により、同社は2027年2月20日まで香港国際空港を発着する日本13都市への路線を含む計104路線へ、便数に制限なく運航することができ、今後中国本土、北アジア、東南アジアへの定期便を運航する計画です。なお香港民間航空局(HKCAD)から航空事業者証明書(AOC)は、昨年の10月に取得してます。

 なお相手国側の航空当局により、便数制限が設けられる可能性はありますが、現時点ではスロットさえ確保できればある程度自由に路線展開が可能となります。

 今回の認可取得に際し同社の Algernon Yau CEOは『ATLAから認可を受けたことで、その他の規制要件の確認や、就航予定地の各航空当局への運航許可申請などの準備を迅速に行うことができるようになりました。旅行者の皆様が早く飛行機に乗りたいと切望しているこの時期に、お客様に新しい航空会社の選択肢をお届けできることを嬉しく思います。』と述べています。

 現在同社は、B737-800型機1機を保有しており、2022年末までに7機、2026年までに30機以上の体制とする計画としており、既に後続機の選定にも着手し、今後A321neoまたはB737MAXを導入するものとみられています。

 なお同社は2021年夏に運航を開始する予定でしたが、これまでのところ、昨年11月にチャーター貨物便を1便運航しただけとなっています。Photo : GBA

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