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ブリティッシュエアウェイズ、ヒースロー空港発着の短距離路線の新規予約の受付を停止

 ブリティッシュエアウェイズは、ヒースロー空港発着の短距離路線の新規予約の受付を停止したことを発表しました。

 これはヒースロー空港が、人員不足による混乱を避けるために航空会社に対して新規予約の受付を制限するよう求めたことに対して応えたもので、8月15日までの欧州域内の運航便を対象に新規予約の受付を停止します。

 同社は『弊社に課せられた制限と航空業界全体が直面している継続的な課題を考慮し、責任ある行動を取り、一部のヒースロー便の利用を制限することにしました』と声明を発表しています。

 現在ヒースロー空港は、航空需要の回復により人員不足が深刻化しており、1日の出発旅客数の上限を10万人に設定しています。コロナ以前の2019年7月と8月のヒースロー空港の1日の出発旅客数は11万~12万5000人であったことから、既に需要は同等以上に回復しているものの、その需要に対処できない状態となっています。なお同様の問題は他空港でも起きており、オランダのスキポール空港も旅客数の上限を設定することを発表しています。

 このような問題は、今後需要の回復が予想される日本でも起こり得ることとなりますが、欧州よりも手厚い雇用調整助成金の存在により欧州よりは混乱に陥らないとも見方もされています。いずれにせよ海外では先行してパイロットの不足などにより売り手市場となっていることから、今後日本の航空需要の回復の遅さは、海外へ人材が流出してします原因にもなりそうです。Photo : Airbus

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