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ヴァージンアトランティック航空、香港線からの撤退を表明 約30年の運航に終止符

 ヴァージンアトランティック航空は、約30年運航してきたロンドン/ヒースロー~香港線から撤退することを表明しました。

 同社は、2021年12月以降、香港への旅客便を運航していませんが、ロシア領空の飛行禁止措置やそれに関連する問題から撤退を決めたとし、これに伴い香港事務所も閉鎖する運びとなります。

 このほかにもヴァージンオーストラリア航空がメルボルン・シドニー~香港線を運休していることも影響しているとしており、香港からヴァージンブランドが消滅することになります。なお以前には成田からの撤退も大きな話題となりましたが、同社のアジア路線の縮小は避けられなかったとも考えれます。

 一部では香港の金融都市としての求心力が低下していることを指摘する識者もおり、長引くコロナの影響やウクライナ・ロシア情勢などで、各社戦略に変更が出ており、日本を含めこれら問題の長期化は、このような主要路線の撤退を招く可能性が高いことが証明されています。Photo : Virgin Atlantic

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