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ヴァージンアトランティック航空CEO、2021年11月にも保有する全機が稼動すると予測

ヴァージンアトランティック航空のShai Weiss CEOは、2021年11月にも保有する全機が運用に戻る事を想定していると明らかにしました。

今後イギリス政府は、特定の国への海外旅行を認める方針で、早ければ5月中旬にも一般旅客が海外と往来することが可能になるとみられています。このようなことから同社は航空需要が回復することにより11月にも全機を稼動させることを想定し、現在運用している26機に加え11機を運用に戻す考えです。

現在イギリスは、国をあげたワクチンの集中的な接種の効果により、1日の新規感染者数がピーク時の約6万人から約2,000人前後にまで減った状態で推移しており、グラフ上は終息に向かっているとみられています。このようなことから、ヴァージンアトランティック航空に限らずイージージェットなども増便を予定するなど、今後航空需要が回復していくことが期待されています。

なお同CEOは、政府が感染低リスク国との往来でもPCR検査を今後も義務付けることに関しては、ワクチンの有効性は十分であり、需要の回復を妨げるPCR検査は不要であるとの立場を示しています。参考記事:Mail Online Photo : Virgin Atlantic

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