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エルアル航空、他社向けに製造されたB787-9型機を導入へ 恒例のミサイル防衛システムは後付け

 イスラエルのエルアル航空は、新たに1機のB787-9型機を購入する計画であることがわかりました。

 この機体は、他社向けに製造された機材となり、そのエアライン名は明らかにされていませんが、エルアル航空は値引きを受けて同機を受領するものとみられます。

 同社は現在15機のB787型機を保有しており、ボーイングと契約を結んだ計16機の導入まで残り1機となった状態ですが、今後新たに1機を追加導入することにより13機のB787-9型機と4機のB787-8型機を保有することになります。

 なお追加機材の受領時期は2024年第2四半期を予定しており、ボーイングは今後エルアル航空仕様に変更を加える予定であるとしていることから、同社が採用しているミサイル防衛システムのフライトガードが後付けされる見通しとなります。Photo : EL AL Airlines

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