JALは、2023年度夏期 国際線路線便数計画を決定しました。
JAL国際線は、コロナ禍からの各国の水際制限緩和などの環境変化を踏まえ、2022年度冬期計画対比で旅客便の供給量を拡大します。特に羽田路線は、ニューヨーク線の2便目を新規運航する他、シンガポール線を毎日2便運航へ、マニラ線を毎日運航へとそれぞれ増便します。
これにより羽田路線の運航便数はコロナ前の約1.5倍(本日未発表路線を除く)に拡大となります。成田路線においては、第三国への乗継利便性を配慮した路線を維持しつつ、グループLCC3社も合わせた北米・アジア・中国とのネットワーク強化を引き続き志向する計画です。
また、夏休み期間には羽田・成田・関西・中部からのホノルル線に加えて成田=コナ線を運航する他、ゴールデンウィークや夏休みの期間には成田=グアム線を運航するなど、レジャーで渡航する利用者の需要に応えます。※香港・台北・ソウル以外の東アジア路線は調整中
そのほか2023年冬期ダイヤ中に、約20年ぶりの刷新となる新たなフラッグシップ機材エアバスA350-1000型機を羽田~ニューヨーク線に投入します。A350-1000型機の順次導入により、従来機に比べCO2排出量削減および騒音低減を実現し、環境負荷低減の取り組みを加速するとしています。Photo : Airbus