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JAL、2021-2025年度の中期計画を発表 傘下LCCを含めネットワークを拡大へ

 JALグループは、「2021-2025年度 JALグループ中期経営計画ローリングプラン2023」を発表しました。

 旅客事業においては、事業構造改革を経て再成長を図り、2019年を超える売上高を実現するとし、国際線においては、早期に供給を回復し、拡大・成長に向けて準備を進め、フルサービスキャリアは長距離路線を拡充、LCCは供給・ネットワークを大幅に拡大することで、グループ全体でコロナ禍前を大きく上回る事業規模へ成長させ、グループ全体で成長が期待される海外発需要の獲得を目指します。

 国内線においては、グループ航空各社のリソースを最大限活用し、コロナ禍前と同規模の供給を維持し、環境対応を加速すべく省燃費機材を導入、出発国ごとに重点目的地を設定し、インバウンド旅客の地域への送客を推進し、地域との共創による新たな旅行需要の創出を目指します。

 また貨物事業においては、JALの貨物専用機(B767F)導入、傘下のスプリングジャパンによるA321Fの導入により、貨物事業を拡大し、A321Fに関しては2025年以降に増機することも計画しています。

 また機材計画においては、2025年末までにコロナ禍前の機材数に回復させ、省燃費機材への更新を加速(A350-1000を2025末までに9機導入)し、国際線LCC・貨物専用機事業に積極的に機材を配置、2026より新小型機(737MAX)を導入する計画としています。


Photo : JAL

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