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中国国産旅客機のC919、中国東方航空の商用便でデビュー エアバス・ボーイングに対抗へ

 中国東方航空は、COMAC(中国商用飛機有限責任公司)が開発したC919型機の商用運航を開始しました。

 同型機の商用運航は初めてとなり、初便は上海/虹橋~北京/首都線に投入され、約130名の乗客が搭乗しました。また29日以降は、上海~成都線に投入予定となります。

 このC919は、最大192名の乗客を乗せることができ、エアバスのA320やボーイングのB737に対抗する機種として開発されており、現在は中国国内からの受注に限られますが、今後は政府の支援などにより新興国から受注を伸ばすことが予想されています。

 同型機は幾度の遅延により開発に約15年を要しましたが、性能はさておき、このクラスの機体を無事納入まで漕ぎ着けたことは、中国の航空精算技術が進歩していることを意味します。

 エアバスCEOも約10年後にはこのクラスの航空機でエアバス・ボーイング・COMACの3社が競合するとの予測をしており、どれほどのスピードで中国航空機市場が成長していくのか注目されています。Photo : COMAC

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