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マレーシア航空、2023年7月に同社向け初号機となるB737MAX8を受領へ 今後はC919の導入も検討

 マレーシア航空は、2023年7月に同社向け初号機となるB737MAX8(B737-8)を受領する予定であることがわかりました。

 これは同社のIzham Ismail 社長が現地紙に明らかにしたもので、現時点では7月にB737-8の初号機を受領し、その後8月、10月、11月に各1機を受領する見込みであるとしています。

 同社は今後計25機のB737MAX8をALCを通したリース契約で導入する計画ですが、今後機材更新において更にナローボディ機を発注する計画であることを明らかにしており、機材はボーイング機の固執しない意向を示し、COMAC(中国商用飛機有限責任公司)のC919も候補の一つであることを同CEOは明らかにしています。

 今後東南アジアを中心に受注を伸ばすことが予想されるC919ですが、どこまでCOMACがボーイングとエアバスが独占している市場を獲得していくのか注目となります。Photo : Boeing

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