現地時間2023年7月5日、ヨーロッパ大手LCCであるイージージェットのランサローテ島発リバプール行きのEZY3364便において、機体が重すぎて離陸できず19名が降機するトラブルが発生しました。
Video posted on July 6 shows an EasyJet pilot asking 20 people to volunteer to remove themselves from a flight from Lanzarote to Liverpool the evening before because the plane was “too heavy to take off.” pic.twitter.com/6IPLyqmTGb
— CBS News (@CBSNews) July 8, 2023
当時乗客は搭乗済みで、航空機がゲートから離れるのを待っている状態でしたが、そこで機長からアナウンスがあり、ランサローテ空港の滑走路が短く、気象状況において、暑く風向きが悪条件であることから、現在の機体重量では安全を最優先に考えると離陸するのは難しい状況であるとの説明がなされました。
そして最大で20名の協力者を募るとし、協力者には最大500ユーロ(約8万円)の謝礼の用意があることを伝えると19名が降機し、その後同機は約2時間遅れで離陸しました。
このトラブルにおいて同社は『今回の対応は、このような状況における日常的な運航上の判断であり、重量制限は安全上の理由からすべての航空会社で実施されています。乗客と乗務員の安全はイージージェットの最優先事項です。』と述べています。Photo : easy jet