会社更生手続きを行ったフライカンウォン/フライ江原は、間もなく航空運送事業許可(AOC)の効力が失効する見込みです。
同社は、2023年5月20日より経営難を理由として全ての運航便を停止しており、自力での経営立て直しが難しいと判断しソウル回生裁判所に企業回生を申請しています。
現在は新たな投資家を募り選定している状況となり、これまでAOCの効力まだ残る7月17日に運航再開する予定としていましたが、これを断念し、再度AOCを取得し再就航を目指す方針に舵をきったと現地メディアを報じています。なお韓国においては、60日以上運航停止となった場合AOCの効力が失効します。
既に日本路線においては、10月30日までの運休が発表されていますが、AOCが失効することで、運航再開も当初想定よりも延期となる可能性が高いとみられます。Photo : Fly Gangwon