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イースター航空、2023年第3四半期以降に再び日本路線を含めた国際線に進出へ

 韓国のLCCのイースター航空は、2023年第3四半期以降に再び日本路線を含めた国際線に進出する計画です。

 同社は、新型コロナウイルスの影響が決定打となり、事実上の経営破綻に至り企業再生手続きを経て、現在は国内線のみを運航していますが、今後再び国際線に再就航します。

 同社は、これまで3機のB737-800型機で国内線に注力していましたが、今月には4号機となるB737MAX8を受領しており、この受領に伴い同社COOは『韓国で初めてB737-8運航し、その運用効率の高さを実感した経験があります。この受領を皮切りに、路線を拡大し、事業拡大を開始します』とコメントしています。

 現在のところ年内に10機体制とする計画ですが、6号機までは国内線に注力し、7号機の受領と共に国際線事業に再進出する計画です。7号機の受領は2023年第3四半期頃としており、まずはソウル/金浦~台北線を開設し、その後日本・東南アジアに路線を拡大させるとしていることから、日本へ再飛来する日も近いことが予想されます。

 現在の韓国の航空業界は、新規参入によりコロナ以前よりも競争が激化しているのが現状となっており、再びイースター航空が参入することで市場にどのような変化がみられるのか注目となります。Photo : Eastar Jet

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