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キャセイパシフィック航空、コロナ後最多の1日6万人の利用者を記録 半年で約750億の黒字の見通しで臨時ボーナス支給

 キャセイパシフィック航空は、コロナ後最多となる1日6万人の利用者を2023年6月に記録したことを明らかにしました。

 同社が発表した2023年6月の旅客数は、154万8,571人となり、前年同月と比較して931.9%の増加となりました。また1日の利用者数が6万人を超えて順調に業績が回復しているとしており、2023年1〜6月期の連結最終損益が40億〜45億香港ドル(約750億円)になる見通しとしています。

 このように順調に回復に向かっていることから、従業員に対し給料の2週間分の臨時ボーナスを支給するとしており、コロナ期間の無休措置に応じた従業員に対しては4週間分の臨時ボーナスを支給するとしています。

 現在航空業においては、世界的に業績が回復に向かい、かつ最高益を記録するような状況となっており、一部のエアラインでは臨時ボーナスを支給するなどしており、今後この波が日本のエアラインにもやってくるのか注目です。
Photo : Cathay Pacific

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