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キャセイパシフィック航空、パイロットの給料算出方法を変更 一部パイロットの意図的なフライト時間増に対応か

 キャセイパシフィック航空、パイロットの給料算出方法を変更することがわかりました。

 これは同社のフライトオペレーションディレクターのChris Kempis 氏が明らかにしたもので、10月から試験的に、実際の飛行時間数または予定飛行時間のいずれか高い方に基づいてパイロットに給与を支払うとしており、現行の飛行時間で算出する方法を改めます。

 先月同社は、自社パイロットに対しタキシング速度を上げるよう警告しており、これはパイロットが意図的に飛行時間を稼ぐ目的があったとの指摘があり、今回の算出方法の変更はこれに対応したものであると考えられます。

 なお同社は、コロナから順調に業績は回復していますが、現在パイロットの給料はコロナ以前の60%の水準とされています。Photo : Cathay Pacific

キャセイパシフィック航空、自社パイロットに対しタキシング速度を上げるよう警告

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