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バンブーエアウェイズ、破産申請見込みとの憶測報道を否定し今後も通常運航を予定と声明を発表

 ベトナムのバンブーエアウェイズは、破産申請を行うとの憶測報道を否定し、今後も通常運航を行うと声明を発表しました。

 これはベトナム航空のDang Ngoc Hoa会長が、ベトナムの大規模なエアラインが、破産申請を行うことを政府と協議していると発言したことから、これがバンブーエアウェイズとの見方がされたことを受け、その憶測報道を否定したものとなります。

 同社は、2019年の初就航以来、積極的にネットワーク拡大戦略を推し進めましたが、2022年は約7億5000万ドルの損失を計上し、ここ最近では前CEOが約2カ月で交代したほか、取締役会長も約2週間で交代するなど、経営の混乱が指摘されています。

 同社は、現在経営上の課題はあることを認めていますが「バンブーエアウェイズは運航の安定性を維持し、運航スケジュールの正確性と絶対的な安全性を保証し続けます。当社の揺るぎない取り組みは、ネットワークを拡大し、お客様へのサービスを継続するためにすべてのリソースを最適化することです。」とコメントしており、今後も通常通り運航を行うとし、憶測報道を否定しています。

 なお現在もDang Ngoc Hoa氏が指したエアラインは不明となります。Photo : Bamboo Airways

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