カンタス航空は、2024年3月にはコロナ以前の水準に運航規模が回復する見込みであることを発表しました。
現在カンタスグループは、国際線の輸送能力レベルがコロナ以前の約80%に達しており、この1年でほぼ2倍となっています。 今後は2024年3月までにコロナ以前の水準に達すると予想しており、2024年7月以降は、コロナ以前の運航規模を超える予定であるとしています。
同社は、この数カ月でB787型機を3機を受領するほか、長期保管から順次復帰するA380が、予定通り残る3機も復帰予定であることから、今後の運航規模の拡大を実現可能とします。
なお今回の運航規模拡大の発表に伴い同社のCam Wallace CEOは「運航便の拡充は、海外旅行の持続的な需要を支え、観光産業を後押しするものである」と述べています。
今後同グループは、日本路線も拡大する方針としており、いち早くコロナとの共存に舵を切ったオーストラリア政府の影響もあり、世界基準でコロナ前の体制に戻ることになりそうです。なお日本のエアラインの完全な回復は2025年にずれ込むとの見方がされています。Photo : Qantas
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