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関西空港と伊丹空港の2024年度(令和6年度)予算の概算要求 関空は国際線の増便に向けたT1改修について引き続き実施

 国土交通省航空局は、2024年度(令和6年度)予算の概算要求を公表し、各空港の事業内容と要求額の詳細が明らかになっており、今回は関西空港と伊丹空港の詳細をまとめます。

【関西空港・伊丹】要求額:39億円 6年度財政投融資要求額100億円
 関西空港及び伊丹空港においては、2016年4月から運営権の設定(コンセッション)により関西エアポート株式会社による運営が開始され、民間の創意工夫を活かした取組が推進されています。現在、2025年大阪・関西万博等に向け、関西3空港における年間発着容量50万回の実現を目指しています。

 令和6年度は、両空港における航空機の安全な運航を確保するために航空保安施設の更新等や財政投融資を活用した機能強化の支援を実施します。


Photo : 国土交通省

 また関西エアポートにより、関西空港及び伊丹空港において、 2050年カーボンニュートラルの実現等に向けた脱炭素化事業(航空灯火LED化事業)等について引き続き実施します。関西空港においては、国際線の増便に向けた第1ターミナル改修について引き続き実施します。
※1:第1ターミナル改修については、令和2年度3次補正の財政投融資を活用し、新関西国際空港(株)が最大1/2を負担。
※2:脱炭素化事業(航空灯火LED化事業)等については、令和3年度補正の財政投融資を活用し、新関西国際空港(株)が最大1/2を負担。

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