タイの破産裁判所は、タイエアアジアXの経営再建計画を承認しました。
タイエアアジアXは、2022年5月に破産法の適用を申請し、事業を継続しながら再建を図る計画として、同社の管理プロセスを見直し、負債を再構築することで、効率性を高め、新型コロナウイルスを乗り越え、将来の強固な成長への足がかりとするとしていました。
今回裁判所が再建計画を承認したことで、再び同社は事業拡大に舵をきることがわかっており、保有機数は5年以内に17機まで拡大し、2024年末までに日本・韓国線の供給量をコロナ以前の水準に回復させるとしています。また、その後は中国・オーストラリア市場にも注力したい考えを示しています。
コロナ以前の同社は、東京/成田~バンコク線をトリプルデイリーで運航するなど、旺盛な訪日需要を背景に日本各地に路線を拡大していたことから、今後日本路線の増便等が期待できそうです。Photo : Airbus