エアアジアは、フィリピン事業の拡大で10億ドル(約1,400億円)を投資し保有機材数を倍増させる計画を明らかにしました。
これはトニーフェルアンデスCEOが明らかにしたもので、航空事業、航空機のMRO事業、スーパーアプリ、物流業務の強化のために約10億ドルを投資するとしています。
なお航空事業においては、保有機材数を23機体制から50機体制にする計画としており、増機する機体にはワイドボディ機を含むとしています。
既報の通りエアアジアフィリピンは、今後A330を導入して座席供給量を増やす戦略であることがわかっており、同型機は成田線への投入も予定されています。
フィリピンの航空需要は、今後も継続的な伸びが予想されており、各社フィリピン路線の増強を図るとみられ、競争が激しい市場の一つとなりそうです。Photo : Airasia