日本にも就航を予定するモルディブ拠点の新エアラインのビオンドが路線計画を発表しました。
注目された最初の路線は、マレ~リヤド経由~チューリッヒ・ミュンヘン線となり、リヤドは給油を目的とした経由地として設定し、就航は2023年11月を予定しています。
就航当初は、1機のA319型機のみで運航を開始する予定ですが、年内に2機目となるA321ceoを導入する予定とし、2024年末までに8~10機体制を構築し、12~14地点に就航する計画としています。なお同社は、東京/成田・大阪/関西線にも就航を予定していますが、成田線直行便、関西線はハノイを給油拠点に設定して経由便で運航する計画としています。
Photo : Beond
また同社は全席をビジネスクラス仕様で運航するプレミアムエアラインとなりますが、価格面においては競合他社よりも安価にする方針としており、今後このビジネスモデルがどのような結果をもたらすのか注目となります。
なお今回の路線発表に伴い同社のTero Taskila CEOは「高級レジャー旅行は、最も急速に成長している市場セグメントです。私たちは非常に特殊な航空機を使ってその問題に取り組んでいます」と述べ、需要獲得に自信を示しています。