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ハワイアン航空、冬ダイヤ中に羽田スロットを全て使用することをアメリカ運輸省に通知 ユナイテッド航空のグアム線は実現しない見込み

 ハワイアン航空は、羽田スロットを維持し2023-2024冬ダイヤ中に全スロットを使用することを現地時間9月29日にアメリカ運輸省(DOT)に通知しました。

 先日ユナイテッド航空は、ハワイアン航空が未使用状態としている羽田空港の夜間時間帯のスロットを再配分するよう求め、グアム線の開設の意向を示しましたが、ハワイアン航空は、今後もスロットを維持するとDOTへ通知し、2023年10月29日までに羽田空港の深夜早朝枠を全て使用するとしました。

 またその他スロットにおいても、今後段階的に増便を行い、2023年3月までに全てのスロットを使用するとし、ユナイテッド航空が求めるハワイアン航空が所有している羽田スロットの再配分に対して拒否した形となり、10月4日までにユナイテッド航空に対する異議を唱えた声明を出す予定としています。

 ハワイアン航空は、羽田空港のスロットを1日3往復分(1往復は深夜早朝枠)保持し、ホノルル線を18便、コナ線を週3便運航する権利をもっており、来年3月までには全便の運航が再開となる見込みとなりました。Photo : Hawaiian Airlines

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