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小麦畑からの離陸を狙うウラル航空「エンジンに異常なし」藁を取り除き正常を確認【続報】

 現地時間2023年9月12日、ロシアのウラル航空のA320型機が小麦畑に緊急着陸する事案が発生しましたが、同社は該当機を小麦畑から離陸させる方向で調整を進めていますが、その続報となります。

 同社は、今回のトラブル原因は油圧装置の故障であったことを明らかにし、専門チームが調査を行ったところ、現段階の調査では機体の状態は良好であるとし、今後飛行することが可能との見解を示しました。

 またエンジンの点検においても、藁取り除き検査したところ異常は確認されなかったとし、修理の必要はないとしています。

 次のステップとして、機体をジャッキアップして着陸装置の機能を点検する予定となっており、今後数ヶ月は現在の場所に留まり離陸に向けた準備を進めるものとみられます。

 同社は、2019年にもバードストライクが原因によるエンジントラブルで小麦畑に不時着していますが、前回は機体を解体して搬出しており、小麦畑から離陸を行うのは今回が初めてとなります。Photo : @fl360aero

小麦畑に緊急着陸したロシアのウラル航空のA320、小麦畑から離陸へ

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