現地時間2023年9月12日、ロシアのウラル航空のA320型機が小麦畑に緊急着陸する事案が発生しましたが、同社は該当機を小麦畑から離陸させる方向で調整を進めていることがわかりました。
Some more Pictures from the site suggest the inspection, cleaning and repair activity under progress by Ural Airlines to bring back the aircraft into serviceable condition.
Sources say that the carrier will wait till the field gets frozen, so that a take-off attempt can be done. https://t.co/6bz31RCcRX pic.twitter.com/qvEECSq8zR
— FL360aero (@fl360aero) September 24, 2023
このトラブルは、ソチからオムスクに向っていたU61383便のA320型機(RA-73805)において、油圧系統のトラブルにより、燃料不足の恐れがあったことから、小麦畑に緊急着陸したトラブルとなります。
このトラブルにおいては、乗員乗客167名に負傷者は発生しませんでしたが、現在該当機は小麦畑に取り残された状態となっており、今後どのように空港に移動させるか検討されている状態でした。
そして現時点においては、エンジンは損傷していなかったことから、座席などを取り外して機体の軽量化を図り、今後小麦畑から離陸させる方向で調整が進んでいる模様で、離陸に向けた準備が進められていることが報じられています。
はたから見ると大胆な計画なだけに、今後該当機は無事離陸ができるのか注目となります。Photo :@fl360aero