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関西国際空港、2023年冬スケジュールにおいて国際定期便は週1,309便を予定 中国を除くと2019年水準に回復

 関西エアポートは、国際定期便の 2023年冬期スケジュールについて、週 1,309便(19年比184%)を見込んでいると発表しました。

 2023年4月の日本政府による水際措置の終了及び同年5月に日本国内における新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に引き下げられたこと等により、特に東アジア方面や東南アジア方面における国際旅客便の回復が進み、また、引き続き好調な国際貨物便に支えられました。

 国際旅客便については、韓国方面は週344便(19年比 148%)、東南アジア方面は週168便(19年比85%)、香港・マカオ方面は週133便(19年比106%)と、これらの方面が回復を牽引しています。また、中国方面に関しても、2023年夏期スケジュール以降、便数も徐々に回復傾向にあり、週253便(19 年比 42%)を見込んでいます。

 長距離路線については、中東方面において、10月2日から新規就航したエティハド航空(EY)(アブダビ線 週5便)が引き続き運航するほか、カタール航空(QR)がドーハ線を約8年ぶりに開設し週7便運航すること等により、方面全体で週 19便(19 年比 271%)を見込んでいます。ヨーロッパ方面においては、ターキッシュエアラインズ(TK)がイスタンブール線を約7年ぶりに開設し週4便運航します。また、オセアニア方面においては、ジェットスター航空(JQ)がブリスベン線を約15年ぶりに開設し週4便運航します。

 なお、国際旅客便におけるLCC便数は週492便(LCC割合は45%)と19年冬期実績(459便(ピーク時))を上回る便数規模となっており、FSCより先行して回復が進んでいます。国内旅客便については、3空港合計の1日あたりの便数は 287便と19年冬期実績(291便(ピーク時))と同水準となります。Photo : Kansai Airport

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