ニュージーランド航空は、P&W社製エンジンの点検のため運航スケジュールを変更したことを発表しました。
ニュージーランド航空は全保有機108機のうち、17機のA320/321neo型機を保有し、オーストラリア線、太平洋諸島線、およびニュージーランド国内線に使用しています。現状に安全性の問題は無いものの、エンジンの点検計画を調整した結果、ニュージーランド航空は運航スケジュールを改訂しました。
またP&Wエンジンの点検スケジュール変更により、最長で2年間運航に影響が出る可能性があるとしており、一度に最大4機が運航ラインから外れる見込みとしています。このようなことから、航空機の追加のリース導入を検討しているとしています。
このエンジン問題をめぐっては、全世界で2024年から2026年まで年間平均350機が運航停止になる見込みとなっており、今後も影響は多くのエアラインに及ぶとみられています。Photo : Air New Zealand
P&W製エンジンの点検により2024年から2026年まで年間平均350機が運航停止になる見込み A320neo運航エアラインに大きな影響か