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エバー航空、業績改善に伴い従業員に年末ボーナスを給料6ヵ月分を支給 ただし一部労働組合は不満も

 エバー航空は、業績改善に伴い従業員に年末ボーナスを給料6ヵ月分支給すると発表しました。

 今回のボーナス増額は、新型コロナウイルスの影響を脱し、業績が改善したことによるものとなります。

 このほかにも、来年から従業員の給与も大幅に改定し、地上職員と客室乗務員は平均5,000台湾ドル、パイロットは職務レベルに応じて1万1,000台湾ドルから2万台湾ドルの昇給を予定しています。

 しかしながらストライキの可能性を予告している一部労働組合は、パイロットの基本給は満額給与の5分の1程度にすぎず、実際には満額給与の1か月半にも満たないと不満を述べており、今後もストライキの可能性を排除しないとしており、今後の動向に注目が集まります。Photo : EVA

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