エバー航空のB777-300ERが日本上空付近の強力なジェットストリームの影響で対地速度で時速約1,300kmの速度を記録したことが話題を呼んでいます。
日本時間2023年12月22日、エバー航空の台北発サンフランシスコ行きのBR18便の運航を担当したB777-300ERは、強力な偏西風の影響を受け、高度33,000ftにて約700ノット(約1,300km)に達し、飛行時間を約30分短縮しました。
Nearly 700 knots over the ground, EVA Air getting a nice push from the jet stream on the way to San Francisco today. pic.twitter.com/fwQZWqEA7i
— Flightradar24 (@flightradar24) December 21, 2023
逆に風向きに逆らう形の運航便においては、通常よりも時間を要して遅延する便も出たことがわかっており、改めて航空機が風の影響を受ける乗り物であることが認識されています。Photo : EVA Air