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大韓航空機とキャセイパシフィック航空機の接触事故はトーイングカーのスリップが原因か

 昨日2024年1月16日に新千歳空港で発生した大韓航空機とキャセイパシフィック航空機の接触事故は、トーイングカーのスリップが原因である可能性が高いことがわかりました。

 この事故は、ソウル行きの大韓航空A330-300型機と香港行きのキャセイパシフィック航空のB777-300ERが接触したものとなり、大韓航空機は左翼先端、キャセイパシフィック航空機は尾翼部分を損傷しましたが、けが人は発生しませんでした。

 事故当時は、プッシュバックを開始した大韓航空機が駐機中のキャセイパシフィック航空機に接触したことから、現時点ではトーイングカーがスリップしたことが原因とみられています。

 なお大韓航空は、新千歳空港のグランドハンドリングをJALグランドサービスに委託しています。Photo : Korean Air

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