ANAは、2024年8月にも東京/羽田~ウィーン線の運航を再開し、2024年度内にミラノ・ストックホルム・イスタンブール線に就航する予定であると日本経済新聞が報じました。
ウィーン線においては、2019年に羽田空港の深夜早朝枠を使用して路線開設され、新型コロナウイルスの影響を受け運休となっていましたが、今年8月にも運航を再開する見込みです。
また旺盛な訪日需要を背景に東京/羽田~ミラノ・ストックホルム・イスタンブール線に就航する予定であるとしており、ロシア上空が飛行できないデメリットがありながらも国際線ネットワークを拡大します。
上記路線が就航すると、都心上空ルート採用に伴う発着枠拡大で配分されたスロットは、ロシアを除きほぼ埋まることになり、羽田空港の予定していた国際線ネットワークがほぼ完成することになります。
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