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エバー航空と労働組合、ストライキを行わないことで合意 給与などは増額へ

 エバー航空と労働組合は、予告していたストライキを行わないことで合意したことを発表しました。

 台湾のパイロットらが所属する「桃園市機師職業工会」のエバー航空のパイロットは、賃上げや外国人パイロットの採用を問題視して、会社側に改善を要求するために春節時期を含めストライキを行う可能性があるとしていましたが、両者話し合いのもと労働条件で合意に達しました。

 給与においては、最大で13,500台湾ドル(約64,000)円の賃上げとなるほか、外国人パイロットの直接雇用を中止するなどし、2026年5月31日までは争議しないことで合意した模様です。

 一時は、大型連休時のストライキにより大きな混乱が発生し、日本路線にも影響が及ぶことが予想されていましたが、これが回避されることになります。Photo : EVA Air

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