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ユナイテッド航空、B737MAX10の代替機確保に向けてエアバスと協議 A321neoの追加発注やA350の導入具体化を検討か

 ユナイテッド航空は、B737MAX10の代替機確保に向けてエアバスと協議を開始したことがわかりました。

 これはReutesが関係筋の情報として報じたもので、B737MAX9のトラブルによるB737MAX10の承認遅れが予想されることから、ユナイテッド航空は同型機の代替機の取得も視野に協議を行っている模様です。

 先日ユナイテッド航空のScott Kirby CEOは、ボーイングで製造上の問題や遅延が発生し続けていることに失望していると不満をあらわにし、B737MAX10の発注変更も視野に入れていることを明らかにしていましたが、早くも動きが出た形となります。

 現時点ではA321neoの追加発注に加え、キャンセルにはなっていないものの、受領時期が定まっていないA350-900型機について、導入時期を具体化する内容の協議が行われているとみられています。

 なお昨年4月時点で、エアバスの人気機種となるA321neoは、2028年製造分まで売り切っているとみられており、ボーイングが劣勢となってもエアバス機の取得には時間がかかるのが現状となります。Photo : Airbus

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