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ユナイテッド航空CEO「ボーイングに失望」導入予定のB737MAX10の発注変更も示唆

 ユナイテッド航空のScott Kirby CEOは、B737MAX9の運航停止を受け不満を口にしました。

 同CEOはCNBCのインタビューで「ボーイングで製造上の問題や遅延が発生し続けていることに失望している」と不満をあらわにし、B737MAX9の問題は対処できる見通しはたっているものの、B737MAX10については発注変更も検討しているとしました。

 具体的には、今回の問題により今後導入予定のB737MAX10の承認が遅れ納入が遅れることはほぼ確実であるとし、今後は同型機の代替機を検討することも視野に入れているとし、度重なる問題により、機材計画を見直さざるを得ないとしています。

 なおユナイテッド航空は、B737MAX9の運航停止も影響して、2024年第1四半期は赤字になる見通しです。Photo : UNITED

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