現地時間2024年2月6日3時頃、香港空港で航空機を牽引していた車から地上スタッフが転落し死亡する事故が発生しました。
この事故は、地上業務を請け負う中国飛機服務(China Aircraft Services)で起きた事故となり、事故当時は航空機の移動のために、トーイングカーを使用し、牽引車の運転者の60歳男性と、車両後部に着席していた同社スタッフの34歳のヨルダン人男性の2名で作業を行っていました。
しかしながら運転者が目的地の空港西のエプロンに到着した際、後部の男性スタッフがいないことに気付き、ルートを再確認したところ、誘導路上で重症を負っている男性を発見しました。現在のところこの転落した男性は、牽引していた航空機を含む何らかの車両に轢かれ死亡したとみられており、現時点では航空機が有力との見方がされています。
なお転落した男性は、シートベルトの着用を怠っていた可能性が高いとみられるほか、死亡交通事故により、トーイングカーの運転者は現在拘束されています。Photo : Hongkong Airport