FSC 航空ニュース

オーストリア航空、元バンブーエアウェイズのB787-9型機を2機導入へ 2024年2月末に受領し5月から路線投入

 ルフトハンザグループのオーストリア航空は、元バンブーエアウェイズのB787-9型機を2機導入し2024年5月から路線投入する計画であることがわかりました。

 同社CEOは、B787-9型機の初号機を2月末に受領する予定としており、最終的にB787-9型機は当初予定していた10機から11機へ増えます。なお今後数週間内に受領する予定の2機は、元バンブーエアウェイズで活躍したシリアルナンバーが62735と62736の機体とみられます。

 路線投入は、5月から慣熟飛行を兼ねて短距離路線へ投入する予定とし、6月末からは北米路線に投入する予定としています。

 当初の計画では、オーストリア航空は9機のB767とB777をの更新機材として10機のB787-9型機を受領する予定でしたが、最終的に海南航空向けに製造された5機と元バンブーエアウェイズの2機と新造機としてボーイングから受領する4機の計11機となる見込みです。

 将来的には成田線への投入も予定されているとみられ、どの段階で投入されるのか注目となります。Photo : Austrian Airlines

オーストリア航空、2024年4月2日より東京/成田~ウィーン線の運航を再開

オーストリア航空、B767とB777型機の後続機としてB787-9型機の導入を正式決定 初号機は2024年に受領し将来的に成田線にも投入へ

ルフトハンザドイツ航空、またしても中古のA350-900型機を計6機を導入する可能性