スカンジナビア航空は、新型コロナウイルスの影響による経営状況の悪化により手放した一部のA350型機を再導入する予定であることがわかりました。
複数の現地紙によれば、現在リース会社と1機のA350-900型機を再導入することで交渉を行っており、早ければ来週にも導入が決定する見込みとしています。
同社は、計6機保有していたA350-900型機を、経営再建の一環として3機手放しており、そのうち一部機材はチャイナエアラインが導入する予定とみられています。今回スカンジナビア航空が再導入を目指しているのが、残る1機のA350型機となるSE-RSCとなり、今後同型機を再導入することで長距離路線の運航便数を拡大する狙いがあるとみられます。
なお同社は、2024年第1四半期にも破産手続きを完了させる予定としており、一度縮小した事業を再度拡大していく方針とみられます。Photo : SAS
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