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TAPポルトガル航空、A350型機の再発注を検討

 TAPポルトガル航空は、A350型機の再発注を検討していることがわかりました。

 同社は、2015年にエアバスに対しA330-900neo×14機、A320neo×15機、A321neo×24機の計53機を確定発注した際に、発注済みであったA350-900×12機の発注をA330-900neoに置き換えており、導入を取りやめていますが、現在再発注を検討している模様です。

 現地紙などによれば、拠点空港のリスボン空港において、スロットが逼迫していることから、僅かながらでもA330neoよりも座席数を多く設置できるA350型機の導入が検討されているとし、また航続距離も長いことからネットワーク拡大も狙うことが理由としています。

 現在も多くの主要エアラインが、A350型機の導入または増機を検討するケースが増えており、エアバスは順調に各クラスの航空機において受注数を伸ばしている状況となります。

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