スカンジナビア航空の再建計画をニューヨークの破産裁判所が承認しました。
スカンジナビア航空/SASは、日本の民事再生法に相当するチャプター11を、2022年7月にニューヨークの裁判所に申請しており、現在も破産保護下に置かれた状態となります。
今回破産裁判所は、債権者や新規投資家との合意を含む同社の再建計画を承認しており、同社はチャプター11から脱却できることに決定的な一歩を踏み出したことになります。
なお今後は、スウェーデンの裁判所とEUの規制当局の承認が残っている状態となり、今後新株主となるエールフランスKLMグループがSASを引き継ぐ前に、これらの承認を受ける必要があり、その後正式にスターアライアンスから脱退しスカイチームに加盟する流れとなります。Photo : SAS
【速報】スカンジナビア航空、エールフランスKLMが株式取得でスターアライアンスを離脱しスカイチームに加盟へ ANAの戦略にも影響か